カートブロックとチェックアウトブロック

2023年11月にリリースされた WooCommerce 8.3 よりカート(買い物カゴ)とチェックアウト(購入手続き)がブロック対応して、新規インストールするとブロックが設定されている状態になっています。

ただし、2024年4月現在でもまだ対応していないプラグインが多数ありますので、その違いの説明をしたいと思います。ただ、これは多分2024年末までにはほとんどのプラグインがブロック対応を完了すると思われます。もしくは、ブロック対応しないプラグインは今後開発を止めるであろうと思われます。この辺り2024年4月以降にサイトを構築する際には、継続性を考えて利用するプラグインに関しては精査する必要がありますので注意ください。この件に関しては、最後に記載します。

クラシックお買い物カゴ

クラシクお買い物カゴ」はブロックとして存在しますが、基本的はショートコードで[woocommerce_cart]を入力しているものと同じになります。

これが、WooCommerce 8.2 以前のお買い物カゴの形式となります。

お買い物カゴブロック

大きな枠として「お買い物カゴ」という枠があります。

そして、その中に「商品が入ってた買い物カゴ」「空の買い物カゴ」という二つのグループが存在します。デフォルトでは「商品が入ってた買い物カゴ」のブロックが見えている状態になっています。

言葉通り、商品がある場合の見え方と、空の場合の見え方を変更することができます。

そして、その二つのブロックの中をグーテンベルクのやり方で変更することができるようになっています。

各ブロックの編集内容

商品が入ったお買い物カゴ

まずは商品が見える左側のブロックはこちらに記載されている内容で「お買い物カゴのアイテム」というブロックとなります。

上部が「買い物カゴ品目」となります。買い物カゴに入っている商品一覧です。

次に「クロスセルをお買い物カゴに追加」の中に「見出し」と「クロスセル商品をお買い物カゴに追加」のブロックがある状態になっています。

そして、その下にブロックを入れれるようになっており、間にテキストや画像などを簡単にブロックとして入れ込める仕組みになっています。

次に左側に「お買い物カゴの合計」というブロックでカートの金額等の表示を行うブロックとなっています。

「ご注文内容」のブロックの中に「見出し」「クーポンフォーム」「小計」「手数料」「割引」「送料」「税」というブロックが縦に並ぶ形で設定されています。

その下に「エクスレスチェックアウト」のブロックがありますが、有効な支払い方法の中にエクスプレスチェックアウトがある場合はここに表示されることとなります。

その下にボタンとして「購入手続きに進む」という物があります。今まででしたら、このボタンの文言を変更する場合はフック関数でカスタマイズしないといけなかったのですが、ブロックでは簡単に変更することができます。

空のお買い物カゴ

「空のお買い物カゴ」のブロックには「見出し」「区切り」「見出し」「最新商品」が入っています。

この部分は自由にグーテンベルクとしてブロックを作ることができます。

購入手続きブロック

それでは、購入手続きブロックの説明をしたいと思います。

クラシック購入手続き

クラシック購入手続き」はブロックとして存在しますが、基本的はショートコードで[woocommerce_checkout]を入力しているものと同じになります。

これが、WooCommerce 8.2 以前のお買い物カゴの形式となります。

購入手続きブロック

大きな枠として「購入手続き」という枠があります。

そして、その中に「購入手続きフィールド」「購入手続きの合計」という二つのグループが存在します。

デフォルトでは、左側に住所などの内容で、右側に金額の詳細が表示される形になっています。

購入手続きブロックは、買い物カゴブロックと違って、並び替えなどは変更できない仕様になっています。入力順に関しては変更はできません。ただ、それぞれの項目の間にテキストなどを入れて、入力時の注意事項などは簡単に入力できるようになっています。

決済などの関係もあるので、自由度は低くなっているものの、以前ではフック関数を使わないといけないのですが、色々と説明をつけたかった場面に簡単に説明をつけられることによって、簡単に運営側で更新ができるようになったので、より多くのカスタマイズがノーコードで進めることができるようになりました。

購入手続きフィールド

先に説明したようにこちらの項目は「利用規約」以外は順番の並べ替えはできません。

また、機能追加プラグインなどが影響する部分が多いので、ブロックと言えども変更することはあまりないと思います。

ただ、入力項目に関する説明や注意事項を前後に書くことができるので、そのような場合にブロック機能を使うと便利だと思います。

購入手続きの合計

こちらも、先のブロックと異なり、買い物カゴブロックと同じように上下の順番を変えることができます。

一番下にお買い物カゴの内容を表示するような変更が可能です。

まあ、あまり変えなくても良いと思いますが、何かこの辺りにこだわりがある場合などはプログラムでカスタマイズする事なく変更することが可能です。

ブロック対応における拡張プラグインの選出

2024年以降でブロック対応を進めていないプラグインは利用しない方向で開発やサイト構築は今後した方がいいと思います。

まだ、ブロックのカスタマイズ方法などが完了していない部分があるので、拡張内容によっては2025年ぐらいまで掛かる可能性はありますが、今後基本的にはブロックでの決済の流れとなり、クラシックの部分は保守が止まる可能性があります。

2024年現在で WooCommerce は商品ページのブロック化も順次進んでいますので、開発者は特にブロックを意識した開発が必須となりますので、気をつけてください。また、カスタマイズを依頼する場合も、ブロック開発が出来ない開発者には開発依頼を今後は控えた方が良いと思います。